持っていないスーパーボウル券を先売りした転売が値上がりで逆噴射
2015年のスーパーボウルXLIX直前、転売ブローカーの一部はまだ持っていないチケットを先に売っていた。試合が近づけば下がる。安く埋め直して、先に受け取った金との差を抜く。在庫ゼロの短期売りだ。よくもまあ、無い席で皮算用を始めたものである。
相場は逆に上がった。2015年2月、試合直前の安い席ですら木曜日は4500ドル未満、土曜日は7000ドル未満で見つけにくくなっている。木曜の「安い」が、土曜にはさらに上へずれていた。先に抜いた代金より、いま穴を埋める席のほうが高い。
ABC Newsが報じた選択肢は、どっちも自分の腹だ。高く仕入れて損を飲むか、購入者に返金するか。客の金は先に受け取ってある。埋め直す安い席は、その週末にはもう残っていない。
下がる未来だけを商品にした転売が、値上がりの直前に逆噴射した。持っていないスーパーボウル券で差額を夢見た側の末路である。ざまあ。
出典
- Super Bowl XLIX tickets priciest in history(2015-02-01)